あなたの資産を戦略的に活かす方法

お金

 あなたも貯金の仕方で頭を悩ませている一人だと思う。「Just Keep Buying ニック・マジューリ著」の内容解説で貯金の仕方について前回のブログで触れた。今回は著書の内容から大きな買い物をするときの貯金方法となぜ、貯金と同時に投資が必要なのかを解説していこうと思う。

家を買うべきか?

 人生で一番の大きな買い物はマイホームになるのではないだろか。家を買うべきがどうか悩む人が多いと思う。著書の中では、ずばり条件を満たせば、マイホームはありと解説している。

 その条件とは土地に長期的に住む予定があり、収入が安定していること、経済的に余裕があること。もう少し詳しく解説していこうと思う。家を買うときは様々な種類の手数料がかかるため、短期で住宅の購買をすると、ローンを払い始める前に貯金が底をついてしまう。これは賃貸にも通ずるとことがある。

 次に収入が安定していることだが、賃貸だと自分の払える家賃に調整することだできるが、マイホームはある程度の額を長年払い続けることになるため安定した収入がいる。

 経済的に余裕に余裕があること。マイホームははっきり言って贅沢なもので、物の価値以上に心理的なメリットにお金と払っていると考えた方が良い。自分の家で様々な思い出を作り自分達のプラットフォームとなる。安心して暮らせる場所になるのは間違いないが維持費などを考えると経済的に余裕があて初めて検討するべき買い物であることには間違いない。

支出の何割なら良いのか

 月々の支出の何割ならローンを組んでマイホームを買ってよいのか。著書の中では43%以下ならマイホームの検討をしてみても良いと解説している。夫婦で共働きでお互いローンを決まった額払うなら、なんとか達成できる額である気がする。頭金も払えば月々の支払も抑えることが出来る。

 実際に頭金は全体の20%が理想としている。必ずとも20%の頭金を支払う必要はないがその程度の貯金はしておくべきだとも言っている。また、賃貸よりマイホームの優れている点はインフレが起きると何十年後かには支払い額の価値が相対的に下がるというものだ。逆に賃貸はその時の物価を反映しているため、インフレによってその分の家賃も増えていくことになる。

頭金を貯める方法

 まとまったお金を貯める時、現金かそれとも少額ずつインデックス投資で積み立てるか悩む人がいると思う。そのお金を3年以内に用意するなら現金が一番安全で、それ以上の時間をかけるならば積み立て投資などを利用したほうが、早く目標額に達成する可能性が高くなる。3年以内ならインフレの影響をうけずにリスクなしで貯蓄できる。それ以上の年月をかける場合は複利の効果や市場の力をかりて目標より早くに貯蓄できる。これはかなり有用な情報だと感じた。

投資をすべき理由

 そもそも貯金をするのはわかるが、なぜ投資も必要なのか?この疑問点を解決していこうと思う。

老後の資金

 これは貯金にも通ずることだが、人はいつ働けなくなるかわからない。老後の資金を用意するために投資は必要であり、この老後の準備という目標を長期的にお金を貯めるモチベーションにしている人の方が貯蓄成功率が高いことがわかっている。

インフレ対策

 インフレ対策!これはかなり重要だ。2%のインフレが35年続くと貯蓄しているお金の価値は半分になる。インフレの対策は無視できない。投資をせずに銀行に預けておくだけでは逆にリスクになるということだ。

人的資本を金融資本に

 人は年を取ると体力も落ち、働ける時間も減っていく。自分の労働価値は落ちていく一方だ。ここで無理して自分の体力を削ってお金を稼ごうとするのはかなり無理がある。そこでお金自信に働いてもらい、自分の人的資本の低下を補ってもらう。これが賢いやり方だ。

まとめ

 長期的にお金を貯めるならその期間に注目して戦略を考える必要があり、マイホームも条件を満たせば選択肢に入れておいても良い。心理的なメリットを享受するためにマイホームを買うという考えを持っておくとよい。そして何よりただ銀行にお金を眠らせておくのは逆にリスクであり、うまく金融資本に働いてもらうの良い。

次回記事では具体的な投資戦略を解説していこうと思う。

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