前回は時間が足りないという思い込みに対しての記事を書いたが、今回は具体的に時間が足りないという感覚の修正方法について学んだことを解説していく。
今回の内容も「超時間術 メンタリストDaigo」から学んで、時間間隔の修正方法で印象に残った4点について解説していく。
①ゴールコンフリクトを解消する
ゴールコンフリクトとは、複数のゴールが競合している状態のことを指す。あれをやりたい、でもこれもやりたい。これをやらなきゃ、でも眠りたい。複数のやりたいことで迷っているという心理状態が問題で、焦りや不安を生み出して時間感覚を汚染していく。
ゴールコンフリクトの中でもやらなければいけないとわかっているのに、出来ていないタスクの管理をする場合に有効な対策が印象に残った。やりたい行動の手間を減らし、避けたい行動の手間を増やす。また、強制的にその事柄をやる環境に身を置く。
自分が実践した内容としては、読みたい本はすぐ手に取れるようにリビングの上において、何か作業に集中するときはスマホをバックの中にしまって見えなくする。といった方法を使った。
本当にちょっとした工夫だが、本を手に取るか回数がふえたし、作業中にスマホを触る回数は劇的に減った。
ほかにも買い物に行くときは鶏むね肉買って、卵・野菜を買ってそのままレジへ直行。お惣菜・お菓子コーナーを通らなくするだけで、誘惑に惑わされることなくヘルシーな商品を手に取ることが増えたように思う。
②マルチタスクをやめる
テレビをつけながら勉強したり、映画も見てる最中なのにスマホをいじったり、一つのことに集中できなくなってきてると感じる現代人は多いのではないだろうか。マルチタスクが時間感覚にマイナスな影響を与えることがわかっている。
時間ごとにやる作業をきめてある時間はこの作業しかしないと決めておくとかなり生産性があがるし、他の作業のことを考えずに済むため集中力もあげることができる。
自分の例を示すと、ブログ記事を書いているとき何となくテレビをつけながらの作業が当たり前になっていたが、テレビは消して記事を書くようにした。同じ時間で書く文章量も増え作業に集中している感覚が前より増えた。
③リフレーミング
時間がなくてイライラして焦る感覚は誰しもが体験したことがあると思う。こういった感情を否定するのではなく、違う側面から捉えなおしてあげることで時間感覚を伸ばしていくことができる。
自分が焦りやイライラを感じたらまず、その感覚を自分の中で実況してあげる。心臓がバクバクしてるちょっと顔が熱くなって呼吸が浅くなってるな。この実況が終わったらこの感覚は何かに挑戦してるワクワクだという風にい良い面からその感情を捉えなおしてあげる。
焦りやイライラを客観的にみつめることができ、まず、心が落ち着く。ポジティブに解釈しなおすことで次の行動に移りやすくなり、心と時間に余裕を生むことができる。
自分も仕事をしているときにバタついて忙しいときは、いま呼吸浅くなってるな。この忙しさは自分のキャパシティを広げるための訓練だと思うようになってからゲーム感覚で忙しさにチャレンジしてイケている気がする。
④利他的に行動する
他の人のために時間を使うというのは、自分に余裕をもたらす良い方法のひとつである。自分以外の人のために時間を使う余裕を感じることができ、自分の時間感覚にプラスの感覚をもたらしてくれる。自分のキャパを超えない程度にかつ、ある程度の時間を区切って親切を心掛けてあげるとよい。
自分の例でいうと、仕事がバタついているときはまず、深呼吸して他の人に対しての態度がつめたくなっていないか、丁寧な対応ができているかどうかを振り返るようにしている。忙しい時には声のトーンを少しあげて、スムーズなコミュニケーションができるように意識している。
これも他者を思いやる行為といえるし、そういった余裕のある行動をとると自然と頭もクールダウンして、何を焦っているんだ自分はと一呼吸置くことができる。
ぜひ、余裕がないときほど、いったん周りをみて他の人を手伝ってあげてみてほしい。
まとめ
時間に対する思い込みを改善し、今回は具体的に時間感覚を修正するポイントを解説した。書籍には時間感覚を修正する方法が7つ紹介されており、具体的な内容とともに解説されている。ぜひ、一度読んで自分の生活の中に取り入れていってほしい。
うまくいかない日もあるが、今日はこの方法を実践できたなと毎日ちょっとしたチャレンジができるようになり、楽しくなってくるはずだ。