あなたの好きなものは?

日常
A collection of vinyl records on shelfs.

ミステリー好きの方からおすすめされた一冊について紹介したいと思う。「三月は深き紅の淵を 恩田陸著」である。1冊の本を巡る短編集になっている。全ての物語が繋がっているような繋がっていないような。今まで王道の推理小説しか読んでこなかったため、話の展開を理解するのに少し手間取った。しかし、他のミステリーでは味わったことのに感覚を得ることができたのは確かだと思う。

 物語全体を通して、1冊の本が話の中心になっており、その本の虜になった人達の話ともいえる内容である。特に第一章では顕著だが、何か一つのものに対して異常なまでの執念をもやした経験は自分の中でないなとふと思った。それと同時に自分の好きなものってなんだろうとも考える。今回の「三月の深き紅の淵を」との出会いで自分の好きなものについて深堀してみようという気持ちになったため、深堀してみようと思う。

小学生時代

 小学生時代好きだったこと。かくれんぼ、図画工作、絵を書く、走ること、ドッチボール、友達とプール、公園での野球、サッカー。外で遊ぶのが大好きで、家でゲームというよりも身体を動かすのか好きだった。絵を書いたり芸術的なことも好きだった。

中学生時代

 友達としゃべりながら帰る部活帰り、部活(野球)、美術、数学、給食、体育のバスケ、文化祭、友達とカラオケ。中学生のときも外で身体を動かすのが好きだった。このころも美術系のことが好きだった。

高校生時代

 乃木坂、物理、部活(バレーボール)、部活後のコンビニ、昼休みの会話

 高校時代は思春期というのもあって、気持ちの浮き沈みでちょっと複雑な時期だったかも。なんかいつもむしゃくしゃしてた気がする。誰か特定の人に対してヘの怒りというよりも斜に構える感じで被害者感出していた。高校生の時は特にこれにはまったというものもなく、自分に自信がなかったように思う。

大学生時代

 読書、大学の勉強、彼女が大好きだった。一気にインドアになり、大学生になって読書がすきになって、現状の自分に危機感をもって大学の勉強に力を入れていた。彼女もでき楽しく暮らしていた。危機感というものから勉強も朝から帰るときまで時間を使って頑張った。自分の力で物事を良くしていくことが出来る感覚を初めて感じることができた時期だと思う。

社会人~現在

 仕事、読書、ランニング、サイクリング、筋トレ、英語が好きだ。久しく運動をしていなかったため、運動にも力を入れるようになった。英語も何となく好きでちょこちょこ勉強している。仕事も成長を感じられる場面があるため嫌いではないと思う。社会人になって一人で完結するスポーツが結構好きになったかもしれない。高校大学で一気にインドアになって自分と向き合ったり、考え事をする時間が増えて自分一人の時間がかなり好きになったように思う。

共通点や他の人と違う点

 子供の頃から、運動や絵を描いたりするのが好きだということが分かった。昔に比べ、友達と過ごす時間より一人でゆっくり過ごしたり、本を読んだりすることが好きな人間にシフトしていっていることにはびっくりしている。子供の頃は毎日友達と遊んでいたのを考えると不思議な気持ちになる。絵はずっと好きだから、意外と美的センスはあるのかもしれない。今の仕事に芸術要素は皆無だが、試料作成の際にちょっと活かせるかも?

 他の人達と違う自分にある特徴的な点としては、インドアだけど運動は好き。自分に向き合っていろいろ考えることが好き。自分と向き合う時間と大事な人との時間をバランスよくとりつつ、楽しい時間を作っていこうと思う。

未来への活かし方

 運動や芸術系の活動は自分のメンタルを良い方向にもっていくためにも今後も取りいれていきたい趣味だと思う。昔に比べて一人で過ごすことが多いことに少し不安を覚えていたが、実際一人で本読んだり外でサイクリングに出かけてる時間が好きだからそんなに不安に思うこともないなと思う。しかし、他者との繋がりも重要なため、若いうちから定期的に他者との繋がりも意識しておこうと思う。

 自分と向き合いながら楽しめる趣味としては、料理、登山なんかにも興味がある。他者とのつながりを意識するなら読書会に参加したりするのもいいかもと思い、実際に読書会に参加してみた。自分よりも圧倒的に本が好きな人達から聞ける話はかなり興味深かったし、知見が広がる感覚があった。やはり人との繋がりは大事だと思う。

まとめ

 今回紹介した小説の鍵となる「何かに人生をかけるほど強烈に惹かれるもの」を考えてみた。そういったものは今のところないが、自分の好きなものを改めて考え直すことが出来たし、過去の自分との比較もできた。自分の好きなものを改めて考えてみる時間というのもかなりいいかも。

 小説のテーマから自分の好きなものを改めて考えてみると、今大事にしてるものなども見えてくるかもしれない。

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