時間を生み出す①

日常

 現代人は時間に追われて、忙しいというイメージを持っている人は多いと思う。忙しくて自分のやりたいことができない。時間がもう少しあったらなと願う人も多くいるだろう。

こういった時間がなくて、忙しいと悩んでいた際とても良い1冊に出会った。「超時間術 メンタリストDaigo」である。

 まず、現代人が時間に対して抱く思い込みについて解説してくれている。今回はこの時間に対する現代人の思い込みで印象に残った点を3つ解説していく。

①時間がないというのは間違い

 現代人は働きすぎでライフワークバランスを考えるべきだという考えが主流になりつつあるが、実際には労働時間が減っていっている。しかし、自分の趣味やお出かけに使う時間は昔より減っているという不思議な現象が起きている。余った時間はSNSやネットショッピングに消えていってるのが現状である。

 現代では昔より着実に労働時間が減っていっているのにも関わらず、休日の活動時間が減っていっているのは大変面白い内容だった。

②やらなければいけない事を詰め込まない方が良い

 時間に対する生産性を上げたいのであれば、タスクは必要最低限にして、やるべきことを最小限にしたほうが、生産性が高まり、時間も余る。

 決められた時間の中でタスクをこなそうとするとき、時間におさまるギリギリまでタスクを入れ込みがちだが、余裕をもって振り返るの時間をもてるような見通しでタスクをこなすと生産性があがり、時間を有効に使える。

 確かに、やるべきことが多すぎると、まずその情報量に圧倒されてモチベーションが下がるし、あせりの感情もうまれて集中できない。やるべきことをまず絞り込むことで心理的な負担も軽減するため、重要であると感じた。

③忙しい人ほど有能というわけではない

忙しく抱えている作業が多くなるほど、作業効率が落ちることがわかっており、忙しくして仕事に追われている人ほどさらにドツボにはまる。

労働時間が長い人ほどパフォーマンスは下がり、体調を壊す。それでも忙しいアピールが減らない理由も解説されている。人は仕事の話題と周りに話す人ほど有能とみなす習性があり、仕事をすればするほど成果をだせると思っている人が多いことだ原因である。

確かに、夜遅くまで残業していると頑張ってるねと言われることが多い。しかし、この本を読んでからは定時までにいかに仕事を終わらせて、余った時間を自己研鑽にあてることを意識しだしてから、自分自分の知識も深まり、その知識を仕事に活かせるようになったように感じる。

まとめ

 時間がないというのは単なる思い込みで、むしろ自分が成長しないことへの言い訳になっていると感じた。あれを勉強しなきゃいけないけど、今は忙しくて時間がないから。と自分に言い訳をして逃げてしまっている人も多いと思う。自分もその一人だ。

 本当に大事なことものに焦点を絞って作業をこなし、自分のパフォーマンスをあげて時間を生み出し自分の成長に時間を使うように意識しようと思う。

タイトルとURLをコピーしました