自分の殻を破って外の世界へ飛び出してみた

　社会人になって新しい友達ができていないとふと思った。学生時代の友達にあって遊びに行くのも楽しいが、社会人になってからできる友達はどんな感じなのかふと興味がわいてきたので、SNSを使って初めましての人に会う機会を作ってみることにした。使用したのは、「つなげーと」というアプリで趣味でいろんな人をつながることを売りにしているようだった。実際に初めましての人と会って会話してみた感想や学べたことを紹介しようと思う。

第一回カフェ会
第二回カフェ会

第一回カフェ会

　実際に参加してみた第一回カフェ会は自分含めて３人で全員男性、自分より１０歳程年上の方たちだった。最初の挨拶を交わしてカフェに向かい、自己紹介やはまっているものを共有した後、仕事の話などをして１時間程度おしゃべりを楽しんだ。

　学べたこと

　カフェ会で学んだこととして、一番の収穫はやはり人は「孤独は何となく嫌」ということだ。自分は一人時間が結構好きで、一人の時間を楽しめる方だと思う。今回知り合った方達も同じような気質を持っていたと思う。しかし、みんな社会人になって新しいつながりなどが減っている事を気にしていた。

　人間は社会的な動物なのである程度は人とのつながりは重要視した方がよさそうだ。今まで一人でも自分は大丈夫だと言い聞かせてきたが、たまには飲み会やSNSを利用して、緩い繋がりを作っていくのもよい戦略かもしれない。

　当たり前だが、自分の知らない職業の人がいて、多様な働き方があるんだと実感した。自分は土日休みで、わざわざ土日まで働きたくない。働くとしても本業とは全く違うことをしたい。しかし、今回あった人の中には暇があったら単発のバイトを入れて休みの日も働いているということだった。時間が余っていることが嫌という感じだった。いろんな人に会うと働き方やいろんな職業を知れるいい機会になることがわかった。もし、猛烈に惹かれるものがあったら、話を深堀して自分の将来の選択肢に組み入れるのもいいかもしれない。

課題

　最初の初めましての挨拶はにこやかにできたと思う。相手に警戒心を与えるような態度ではなかったと思う。しかし、もう少し相手の会話に対して質問の数を増やしてもよかったかもしれない。職業や趣味にどういった情熱をもっているかなど、深い質問をもう少しできればなおよかったかと思う。また、今回自分の中の宿題として、将来の職業のヒントを得るというものがあった。相手の働き方や業界についても、もう少し深堀して自分の生活に活かせるような道があるか探求するべきだった。

今後に活かしていきたいこと

　相手の方たちと会話していくなかで、声のトーンや笑顔が素敵な人がいた。自分も会話する際にはもう少し、笑顔を取り入れたり心地よい声のトーンを意識していきたいと思う。具体的には相手の意見を肯定するときは少し頬を緩ませて相槌を打ったり、声をいつもより低めを意識して落ち着いた印象を与えるように努力してみたいと思う。自分は顔が童顔で幼い印象を与えてしまうことが多い。個人的には少しコンプレックスであるため落ち着いた印象を与えれるように意識できればと思う。

第二回カフェ会

　第2回カフェ会に参加してきた。今回は男性３人、女性４人だった。かき氷が有名なお茶屋さんで楽しくおしゃべりをしてきた。前回より人数が多かったが、緊張せずに会話を楽しむことができた。今回も学べたことや今後に活かしたいことを共有していきたい。

学べたこと

　今回感じたことで一番大きかったことは、やはり女性がいるとその場の空気が明るくなる。男性だけだと仕事の話がメインになって少しみんな真剣な顔つきになる印象だったが、どこどこのカフェやパンがおいしかったなど、他愛のない会話が多かったように思う。また、相手への反応も大きく男性陣はつい気持ちよく自分の仕事について話していた。もちろん人によるとは思うが、女性のほうがやはり相手を上げるのがうまい傾向にあるのではないかと思う。

　今回自分は聞き手に回ることに徹底して質問ばかりしていた。質問に集中していたため、相手の表情や会話のペースが上がる瞬間をとらえることができ、相手の喋りたい内容を前回よりも察知できたように思う。また、この人素敵だなと思う人が数人いたが、全員聞き手に回るムーブをしていたと思う。初対面の人に対しては聞き手に回る戦略のほうが吉なのかもしてない。

課題

　今回は前回に比べて聞き手に回ることに集中して相手の表情なども読み取ることができたと思う。今回のような動きをできたのははっきり言って全く緊張していなかったからだ。

　好きな人、憧れの人、ぜひ繋がりを持ちたいと気負っているときも同じようにできるとは思えない。実際、付き合いだして数か月の彼女に対してもっと仲良くなりたい、話を聞きたいと焦ってしまいあまり相手の表情や声の調子に集中することができていない日が続いている。緊張していると自分の振った内容がおかしくないか、自分の見た目がおかしくないか、など余計なことに意識が行ってしまうように思う。